2012年12月02日
2012 黒部 下ノ廊下
10月26日~27日に黒部 下ノ廊下を歩いてきました。
金曜日だったので紅葉時期で混んでいると思いましたが駐車場のガラガラ。
始発のトロリーバスも団体さんが1組と数名の登山者だけでした。

トロリーバスは約10年前に家族旅行で立山まで越えた時以来。
久しぶりなのでとてもワクワクしました(^^)

黒部ダムで下車すると登山者の殆どが下ノ廊下方面に向かったので少し間をあける為に
展望台に向かいました。
放水はしていないかと思いましたが行われていて黒部川の水量が多く期待できそう。

数日前に雪が降ったから上の方は雪化粧。
ダム周辺の紅葉は終わっていると思ったけどなかなか綺麗でした。
再度トロリーバスを下車した所まで戻りトロリーバスの車道を少し先に進むとダムの
下に下りる道に出れます。

下まで下りたら黒部川を対岸へ渡ります。
予想通り水量は多いですね。


しばらくは河原歩きですが徐々に道と川床との高度差がでてきます。



今年の紅葉は遅れていたので阿曽原温泉小屋が営業している最終週に予定を
入れましたが大正解でした。

内蔵助平出合を過ぎて別山谷出合に近づくと段々高度感が増してきます。

しばらくはこんな道が続きます。

高巻きの梯子が見えてきました。
結構登ります。

道幅のない所はずっとワイヤーが続いています。
これが有ると無いとで気持ちがぜんぜん違います。
道の整備をされている方に感謝ですね。

このあたりが白竜峡と呼ばれる所で楽しみにしていた場所。
水量もあって迫力がありました。

十字峡の手前の去年地震の影響で崩落した場所です。
本当は去年歩く予定でしたがこの事故で来れませんでした。

ここが十字峡です。
右から左に黒部川、奥から棒小屋沢、手前から剱沢が合流します。

十字峡の所で吊り橋を渡ります。
結構揺れてスリル満点!
いつか剱沢の上流の剱大滝を見てみたい。

団体のグループに追いつきました。
前泊でロッジくろよんに宿泊したとの事でした。

この辺りが下ノ廊下で一番高度差がある所でしょうか。
川床まで100m位はあるのかな?

ここはS字峡です。
ここも見たかって場所でした。

S字峡を過ぎると黒四地下発電所の建物が見えてきます。
これが見えると仙人ダムまでもう少しです。

ダム上流に架かる東谷吊橋が見えてきました。

十字峡の吊橋と違いしっかりしていますがここも結構揺れました。

吊橋を渡り少し歩くと仙人ダムが見えてきました。

ここの道はダムから少し上流にある雲切新道への道。
ここを登って仙人温泉にも行ってみたい。

仙人ダムからの紅葉も綺麗でした。

ダムサイトを渡りダムの管理施設内歩いて登山道へ行きます。


ここは小説【高熱隧道】の舞台になった場所。
歩いていると場所によっては蒸し暑い所がありました。
黒部ダムから欅平までトロッコ電車に乗れる関西電力の見学会が定期的にあるので
来年こそは抽選で当たりたいな~
子供の自由研究にもいいし。
【高熱隧道】
日本電力黒部川第三発電所(現関西電力に移管)水路トンネル、欅平駅~軌道トンネル
(現関西電力黒部専用鉄道)の工事現場や人間関係について、建設会社の現場土木技師の
目を通じて描いた作品である。なお、同発電所は1936年着工、1940年工事完了という。
ここが仙人谷駅。
ここに着く前に施設の人が乗って欅平の方に出発していました。

仙人ダムから一度登り下りして40分位で阿曽原温泉小屋に16時前に到着!
黒部ダムからゆっくり歩いて歩いて約7時間弱位でした。

テント場はこんな感じでフラット。
金曜日でしたが結構埋まりましたね。
早めに来ないと奥にあるトイレの前とかになりそうです。

温泉はこんな感じで空地にコンクリート打ちっぱなしの湯船です。
脱衣場も当然なくスノコの上に脱いだものは置きます。
小屋で缶ビールを持っていくと飲みながら入れます。
一時間ごとに男女入れ替えで20時30分からは混浴になります。

翌日は5時40分頃薄暗い時間に出発。
扇沢まで車の回収があるので早いトロッコ電車に乗りたいので先を急ぎます。
阿曽原温泉からの紅葉も見事でした。

これは奥鐘山。
黒部の怪人 黒部三大岩壁 と呼ばれているようですね。
ここを登っちゃう人凄いですね。

後立山が見えてきました。
唐松岳のあたりかな?
ここまで来るとトロッコ電車の汽笛が聞こえてきます。

9時40分ごろ欅平に到着!
丁度小屋から4時間で着きました。
折角来たし祖母谷温泉でのんびり温泉に浸かりたかったけど紅葉時期なんで午後の
トロッコ電車にしたら宇奈月までの約1時間半重いザックを膝の上間違いないので
10時過ぎの始発にのりました。


11時20分頃宇奈月駅に到着。
次の電車まで1時間以上あるので無料の足湯に浸かったり温泉街を散策。
あと初めて白海老のかき揚食べたけど美味しかった~

12時44分発のうなつき号で新魚津へ向かいます。
こんどは魚津から北陸本線で糸魚川へ向かいます。
途中黒部川の河口を渡りましたが昨日今日と黒部ダムから欅平まで川沿いに歩いて9月には
黒部の源流にも行ったんで感慨深くなりましたね。

糸魚川から大糸線にに乗り換えます。
南小谷で再度乗り換え17時7分に信濃大町に到着。
そして最後は17時10分発の最終の扇沢行きのバスに乗って18頃真っ暗な
扇沢に到着!
宇奈月から約5時間掛かって戻ってきました。
このコース歩いてみて感想は間違いなく来年も歩きたいと思わせるコースでした。
できれば2泊で祖母谷温泉にもう1泊したいですね。
金曜日だったので紅葉時期で混んでいると思いましたが駐車場のガラガラ。
始発のトロリーバスも団体さんが1組と数名の登山者だけでした。

久しぶりなのでとてもワクワクしました(^^)

展望台に向かいました。
放水はしていないかと思いましたが行われていて黒部川の水量が多く期待できそう。

ダム周辺の紅葉は終わっていると思ったけどなかなか綺麗でした。
再度トロリーバスを下車した所まで戻りトロリーバスの車道を少し先に進むとダムの
下に下りる道に出れます。

予想通り水量は多いですね。

下から見た黒部ダム。
なかなか迫力がありました。
なかなか迫力がありました。




入れましたが大正解でした。



結構登ります。

これが有ると無いとで気持ちがぜんぜん違います。
道の整備をされている方に感謝ですね。

水量もあって迫力がありました。

本当は去年歩く予定でしたがこの事故で来れませんでした。

右から左に黒部川、奥から棒小屋沢、手前から剱沢が合流します。

結構揺れてスリル満点!
いつか剱沢の上流の剱大滝を見てみたい。

前泊でロッジくろよんに宿泊したとの事でした。

川床まで100m位はあるのかな?

ここも見たかって場所でした。

これが見えると仙人ダムまでもう少しです。




ここを登って仙人温泉にも行ってみたい。




歩いていると場所によっては蒸し暑い所がありました。
黒部ダムから欅平までトロッコ電車に乗れる関西電力の見学会が定期的にあるので
来年こそは抽選で当たりたいな~
子供の自由研究にもいいし。
【高熱隧道】
日本電力黒部川第三発電所(現関西電力に移管)水路トンネル、欅平駅~軌道トンネル
(現関西電力黒部専用鉄道)の工事現場や人間関係について、建設会社の現場土木技師の
目を通じて描いた作品である。なお、同発電所は1936年着工、1940年工事完了という。
「日本電力」は実在の会社。「佐川組」はゼネコンの佐藤工業をモデルとしている。
なお、各々の登場人物は架空の人物である。
Wikipediaより

ここに着く前に施設の人が乗って欅平の方に出発していました。

黒部ダムからゆっくり歩いて歩いて約7時間弱位でした。

金曜日でしたが結構埋まりましたね。
早めに来ないと奥にあるトイレの前とかになりそうです。
脱衣場も当然なくスノコの上に脱いだものは置きます。
小屋で缶ビールを持っていくと飲みながら入れます。
一時間ごとに男女入れ替えで20時30分からは混浴になります。

扇沢まで車の回収があるので早いトロッコ電車に乗りたいので先を急ぎます。
阿曽原温泉からの紅葉も見事でした。

黒部の怪人 黒部三大岩壁 と呼ばれているようですね。
ここを登っちゃう人凄いですね。

唐松岳のあたりかな?
ここまで来るとトロッコ電車の汽笛が聞こえてきます。

丁度小屋から4時間で着きました。
折角来たし祖母谷温泉でのんびり温泉に浸かりたかったけど紅葉時期なんで午後の
トロッコ電車にしたら宇奈月までの約1時間半重いザックを膝の上間違いないので
10時過ぎの始発にのりました。

車両は3種類ありますが一番リーズナブルな車両を予約。
窓が無いのでこの時期は寒いので要注意です。
窓が無いのでこの時期は寒いので要注意です。

次の電車まで1時間以上あるので無料の足湯に浸かったり温泉街を散策。
あと初めて白海老のかき揚食べたけど美味しかった~

こんどは魚津から北陸本線で糸魚川へ向かいます。
途中黒部川の河口を渡りましたが昨日今日と黒部ダムから欅平まで川沿いに歩いて9月には
黒部の源流にも行ったんで感慨深くなりましたね。

南小谷で再度乗り換え17時7分に信濃大町に到着。
そして最後は17時10分発の最終の扇沢行きのバスに乗って18頃真っ暗な
扇沢に到着!
宇奈月から約5時間掛かって戻ってきました。
このコース歩いてみて感想は間違いなく来年も歩きたいと思わせるコースでした。
できれば2泊で祖母谷温泉にもう1泊したいですね。